ふぉる
出産の状況は人それぞれ。
出産に対する思いや流れなど、ママの数だけ様々なストーリーがあります( *´艸`)
そんな中でも、経膣分娩とは違い帝王切開という出産方法があります。
今回はそんな帝王切開についてご紹介していきます☆彡
帝王切開とは?
経膣分娩での出産ではリスクが高い場合、帝王切開で分娩が行われることがあります。
原因としては、逆子・多胎・前置胎盤・胎児機能不全など、様々です。
予定帝王切開
予定帝王切開は、前もって帝王切開で分娩することを決め、手術日を決めて行います。
手術日のタイミングは、母子の状態や帝王切開になった原因によっても異なります。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
>>【出産に向けて】予定帝王切開の流れとは?どんな場合になるの?
緊急帝王切開
経膣分娩を予定していたにもかかわらず、赤ちゃんやママのトラブルで急遽帝王切開に切り替えることを、緊急帝王切開と言います。
原因としては、胎児機能不全や分娩停止など様々です。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
>>【出産に向けて】緊急帝王切開の流れとは?どんな場合になるの?
帝王切開の大まかな流れ
状況や予定か緊急かによっても異なりますが、大まかな流れを紹介します!
- 胎児の心音確認
- 切開部分の剃毛や消毒を行う
- 下半身に局所麻酔を行う(場合によっては全身麻酔も)
- 麻酔が効いたのを確認後、腹部を切開
- 切開してから数分で赤ちゃんが生まれる
- その後、胎盤を取り出す
- 傷口を糸、または医療用ステープラーでふさぐ
手術時間はおおよそ1時間ほどです。
帝王切開での痛み
帝王切開も大きな手術。
当たり前ですが麻酔を使用して行います。
しかし、陣痛や産むときの痛みは無くとも、帝王切開ならではの痛みも…
痛みの感じ方は人によって異なりますが、先輩ママの声で多く聞く痛みを紹介していきます。
手術中の痛み
体質によって麻酔が効きにくく、切開する時に痛みを感じたというケースも(;゚Д゚)
術中にあまりにも痛みが激しい場合は、周りのスタッフに相談をしてみましょう。
また、痛みではありませんが、赤ちゃんを取り出すときにお腹が引っ張られるような、変な感じがしたという声も多くあります。
局部麻酔だと意識はしっかりとしているので、その分痛みや感覚があるようですね…(; ・`д・´)
術後の痛み
帝王切開はおなかを切る手術なので、傷口の痛みももちろんあります。
麻酔がきれてくると、キリキリ・ジンジンと痛み出し、お腹に力を入れるのも難しいほど。
痛みが治まるまでは、周りの人に頼りながら体をいたわって過ごしましょう。
後陣痛の痛み
出産が終わると、大きくなっていた子宮が元の大きさに戻る子宮復古が起こります。
この時の子宮収縮の痛みを後陣痛と言います。
この痛みは経膣分娩でも帝王切開でも起こるので、産後は数日お腹の痛みが続くようです。
傷跡は残る?
お腹の傷は、女性にとっては気になるものですよね。
帝王切開には2種類の切り方があるので、それぞれご紹介します。
横切り
一般的には、横切りの方が傷跡は目立ちにくいと言われています。
しかし、赤ちゃんが生まれるまでの時間が縦切りよりも長く、手術時間が長くなるというデメリットもあります。
縦切り
上記とは逆に、縦切りは傷跡が横切りよりも目立ちやすいと言われています。
ですが、その分赤ちゃんを取り出しやすく、手術時間が短くて済みます。
上記のどちらの方法を選ぶかは、医師の判断と母子の状態によりますので、気になる方は確認してみてくださいね☆彡
帝王切開について:まとめ
帝王切開になるかどうかは、赤ちゃんやママの状態にもよります。
手術は不安な面もありますが、赤ちゃんに会えるのは変わりありません。
帝王切開になっても焦らないよう、しっかりと情報を確認しておきましょう!